2008年10月22日水曜日

いがより栗


 訪れると家にいない。木戸からのぞくと裏の畑で栗を拾っていた。いがは、両脇を足で踏んづけると簡単に開く。腰が曲がって、ようやく歩いていても畑はすいすい上っていく。息子は気が短くていつも叱る。畑も作るなと言う。
 転んだら大変だから心配しているんでしょうと言うものの、言い方がきついのは私も経験している。電話口で怒られても、表情が見えないから何で怒っているのか理解できない。訪問しているヘルパーのことを怒っているのか、電話がかかってきたこと自体を怒っているのかわからないままに電話を切られる。 
 いがのような言葉の中にどのような栗があるのかわからないままで連絡が途絶えてしまっている。

0 件のコメント: