2008年11月15日土曜日

ヘルプマン

男性週刊誌の「イブニング」に連載されているコミック。今度単行本になったのは、認知症になった男性から見た世界を描いている。1972年に「恍惚の人」が発表されて世の中をにぎわしてから35年、介護がコミックになって週刊誌に連載されることに時代の変化を感じる。

 この本は、認知症の人が家族にいない人のほうが役に立つと思う。というのは、今介護している家族が望んでいるのは、なぜ徘徊するかという理解の前に、徘徊をしなくなって夜熟睡したいと言うことだから、この本を読んで考える余裕はない。

 余裕がないのは介護職員も同じで、「もっと話を聞いて、ゆっくりと介護したいのに、人が足りない。1人での夜勤は怖い」と若い職員は嘆く。介護する職員にも余裕ができるような制度になればいいのだけど。

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