デイサービスで職員と利用者がクリスマスのリースを作っていた。一緒に座って手伝おうとしたが、私はすぐ飽きる。「日本人ならしめ縄でしょう」と言うと、「ここの人たちは町の育ちだから」と言われたが、認知症のおじいちゃんが「小学校の時はわらじを編んで学校に行っていたから」と話し出した。藁があったら考えようという返事をもらって帰った。
去年、わらじを作ろうと藁をもらい、老人センターの倉庫に入れてあったのを思い出してもらうことにした。老人センターでわらじを作ると、絨毯が汚れて後片づけが大変で、布わらじに変えたから藁は邪魔者扱いになっている。槌は、利用者宅の物置に転がっているのをもらってきているし、砧もある。
デイサービスに、槌を持って行くと、みんなの視線が集まって、使い方の講習が始まる。外に置いてある藁を見つけて、これで作れる。いつ作る? と帰って行く。
お礼にと、職員が自分の畑で作ったというカブをもらった。
わらしべ長者の始まりだ……でも、株は暴落するからダメか
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