先月から微熱が続いている男性。大腸の検査を受けて薬を飲み出して下痢も始まった。在宅酸素療法が必要なのでトイレに行くのも疲れる。朝から座椅子に座ったままで、時々居眠りをしている。訪問の度に体が弱ってきている。
前はテーブルで一緒にご飯を食べたのに。エライのか、話しているとすぐに怒る。ワシが手伝って欲しい時にどこかに行っていると怒るけど、いつもそばにいるわけないでしょう、と妻は嘆く。病院に行って受診するように勧めるのだが、大学病院からきている先生は今年中は来ないらしい。1時間も話していたら疲れてきて体が前に倒れてきたが、どうすることもできない。「立てなくなったら、救急車を呼ぶんだよ」と言って家を後にする。
日照りの夏は オロオロ歩き…宮沢賢治「雨ニモマケズ」
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