デイで一緒になる男の人からなれなれしくて嫌だと言われて利用日を帰られた女性。「働いていた時人間関係で苦労したから、嫌われないように私から声をかけるようにしているから。これでも色々気を遣ってるんよ」と言う。
こうの史代著「夕凪の街 桜の国」というコミックがある。長崎で被爆した人々の生活をホンワカと書いていて、映画にもなった。被爆した女性は後遺症に苦しめられながら思う。
わかっているのは「死ねばいい」と誰かに思われたということ/思われたのに生き延びているということ
おまえの住む世界はそっちではないと誰かが言っている/うちはこの世におってもいいんじゃと教えて下さい
そして意識が無くなっていく中で思う。
十年経ったけど原爆を落とした人はわたしを見て「やった! またひとり殺せた」とちゃんと思うてくれとる?
戦争というのは、相手から死んだ方がいいと思われることだということに気づかせてくれる。
同じデイを利用しているもう一人の女性は、「あの人はうるさいからあっちに行かせて」「馬鹿だ」と言いたい放題なんだけど、次の日には「私がそんなことを言うはず無いでしょう」と忘れたふりをする。自分を虐待した長女や会いに来ない次女の肩を持つところを見ると、娘たちからは嫌われたくないのだろうな。

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