2009年3月5日木曜日

昔の名前で

写真は、昔の郵便局がカフェになった「風の港館」。局の名前とマークも残っている。

認知症がある一人暮らしの男性の訪問調査に立ち会った。

表情は硬いが、普通に会話はするから調査員も簡単だと思ったのか、いつものように質問を始める。お年は?分からん。いつもはどこかに行かれますか?どこにも行かん。隣に座っている人は誰ですか?知らない。このあたりで動揺が見られる。いつもの生活は?廊下で器械の上でこうやって歩く。

食事を食べたこともすぐに忘れる。息子に電話をかけて、あんたは誰やと尋ねる、バリバリの物忘れ。でも、徘徊もしないし、デイでは食器の片づけを楽しんでしてくれている。朝夕入るヘルパーさんとデイで今の生活が保たれているが、それでも介護保険では足りない。問題が出ないようにサービスを充実させたら、問題の無い認知症として介護度が下げられる可能性が高くなった。もし下がったら施設入所しかなくなる。自宅のトイレに行ける間は自宅での生活を続けさせたいと願っているのだが。

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