2009年8月1日土曜日

雨のなかの花火

ある施設では、自宅で生活している認知症の高齢者の徘徊を24時間サポートしますと言う。高齢者にGPS機能の端末を持たせ、自宅を出たら家族は施設に電話する。職員は2人で車と徒歩に別れて後をついていくという。

以前、大分の老人ホームがオムツの随時交換をすると言い出して、全国の注目を集めたことがある。オムツを付けるのは仕方ない。おむつ交換は決まった時間に、全員のオムツを交換するということがその時の日本では常識だったから、随時交換は画期的にことと受け止められた。しかし、それからオムツ外し、寝かせきり廃止と介護の常識が変わってきた。

徘徊するひとを後ろからついて行くことが介護なのか。見守り? 見張りでは無いのだろうか。なにより、徘徊していることの気持ちはどんなだろう。どこへ行ったらよいか分からない、家に帰りたいのに帰り方が分からないなど、楽しくて徘徊しているのではないだろうと思う。公園で遊んでいる子供がケガしないように見守るのとは明らかに違うと思う。
介護のプロだったら、徘徊を無くすようにしてみろ。少なくとも、徘徊している人が、自宅へ帰ってくつろげるような援助を考えててみろ、というのが世の流れではないだろうか。

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