2009年9月27日日曜日

資格

 どうしてあんな人が社会福祉法人の理事長や施設長をしているんだろうと、介護職員たちとの雑談の中から出てきた。相談員やケアマネージャー、看護師は資格が必要゛あるが、理事長や施設長は講習を受けるだけで、特に資格は必要とされない。理事長や施設長は職員や利用者が選ぶわけではないから、何であんな人がと言われるような人でもなれる。お金や土地があって、経営の才覚があれば誰でもなれる。

 介護保険になって、どんな法人でも条件を満たせば介護事業ができるようになったから、おかしな経営者は増えるばかりだ。自分の思いこみや思い入れを職員に強制する。新しいビジネスと割り切って、法律を犯さない限りお金を儲けようとする経営者。
 資格があったら良い仕事ができるわけではないが、若い職員のやる気をくじくような経営者は、管理者にはふさわしくないように思える。

2009年9月23日水曜日

逃避

連休というのに、仕事は休みというのに、全国のNPO法人に対して5月調査をした結果をまとめる仕事が届いた。インターネットで、福岡や秋田とデータをやりとりしてまとめていくのだが、ずっとパソコンを見続けていると外の天気が分からなくなる。見当識障害になりそうと、外へ逃げ出す。

滑走路の周りを走って飛行機ウォッチにいい場所を見つけたのに、飛行機が来ない。3時台の到着便も出発便もない。これでJALが撤退したらどうなるんだ。グライダーの訓練基地にならないかなと思いながら、1時間ぼんやりしていた。

2009年9月20日日曜日

仕事柄

「美人時計」というサイト。居間の掛け時計は遅刻しないために進めているので、スクリーンセイバー代わりの時計、と言い訳しないと誤解されかねないと考える自分が哀しい。職業や年齢を推理しながら見ていると、仕事が態度に出ている人が意外に少ない。つまり当てられないというか、女性は化けるのがうまいというか…また墓穴を掘り進めそうだ。


 私の奥さんが、友人の見舞いのために帰省している。友人の夫も高校時代の同級生で、家族同士のつきあいをしている。友人に昨年ガンが見つかった。最近、電話で腹水が溜まってきたと言ってきたのでまだ元気なうちに会いに行くように勧めたが、私は行かないことにした。末期ガン治療の上手な病院もあるし患者の会もある。介護と医療をうまく使えば自宅に帰れるだろうと思う。会うと、きっとそのような話をしてしまう。うろたえているご主人や子供たちの気持ちがもどかしくなる。いつかは治ると辛い免疫療法にすがっている彼女たちに、そんな時期じゃないよと、言わなくても態度に出てしまうのが怖い。 医師は、来月までの命と家族に告げたそうだ。どうして本人には告知しないのだろうと、また思ってしまう。残された時間が短いのなら、今ならできることがまだ多くあるのに。

他人だから支えられることがある。それを仕事にしているから、身内や友人に対してもそのような態度が漏れだしてしまうと、自分が他人として離れてしまっているように感じる。仕事と自分の事とうまく使い分けるといいのだろうが、難しいな。

2009年9月10日木曜日

お富さん

一昨年の5月、実父に続いて叔父、従兄弟、利用者に続いて亡くなったのがZARDの坂井泉。今年になっても新しいCDが発売されるのはうれしい。もともとマスコミにでたりコンサートを開くことのないアーティストだったから、亡くなった気がしない。

一方、仕事上で、生存している人と亡くなった人を勘違いして処理してしまい、訂正に大わらわ。こんな事は聞いたことはないなどと言われても、2人で聞いた上での手続きだから…といってもあってはならないミスには違いない。記憶も記録も消し去りたい。まあ、本人が元気で生活していることを喜ぶことにしよう。

2009年9月6日日曜日

プロの技

金曜日の夜 落語家桂こけ枝の落語。土曜日の夜 湯浅誠氏の講演を聴いてきた。無料か資料代だけで話が聞けるのはありがたい。地方に住むと交通費を払って都会まで行かないと聞くことができない。
桂こけ枝師匠の落語は、さすがプロの技という話芸。演題の「持参金」はいろんな人が語っているが、毎回おもしろい。持参金が付いているからといっても他人の子供を身ごもった臨月の女性を嫁として迎える。お腹に子供がいることをキズではないという主人公のおおらかさに、子供がいない家庭は負担が増えると子供手当への反対意見を煽るマスコミとの違いを感じる。
湯浅氏は理路整然として、活動家とは思えない話し方。大学紛争の時みたいにヘルメットとタオルで換えを隠してハンドマイクで叫ぶ姿にほど遠い。派遣切りにあった人のために厚生省の講堂を開けさせたのは、この話し方にあったのかと思う。最後10分で、貧困の解消のためには新たな負担が求められるのでは、という男性の質問に、それは財源をどのように使うか、優先順位の付け方の問題だ。食べていけているからいいと貧困への対策を取らず、公共工事に財源を使って良いのかという問が今度の選挙結果ではなかったのかと答えた。
2人の話は全く違うが、聴き終わった後自分が成長したように感じさせるプロの技を持っている。

2009年9月2日水曜日

3人

8月の末になって3人亡くなった。一人は、現在担当していた人。アルコール依存症で長年入院していて、そのことを知らなければ大人し過ぎる人と見えた。家族が連絡して献体の手続きが取られた。

二人目は、大学の部活の顧問だった教授。今年の初めまではメールで現役の学生に指示していた。連絡があっても、遠すぎて葬儀にも参列できないことが悔しい。

三人目は、以前担当していた女性。病気のため体が動かなって話すことができなくなる。夫は、傍目には乱暴と見えるような介助をしていた。なにより、彼女のいるところでヘルパーにセクハラする。しかし、お通夜の席では、声をあげて泣きながら思い出を語る姿を見た。妻の介護が生きる張りだったのだろうが、姉が話せたら色々言いたい身とがあったでしょうに、と妹さんが受付をしながら話してくれた。