85歳の女性。5年前に夫を亡くして一人暮らし。薬をもらいに病院に行ったら、昨日便が出なくてと訴えて検査したら入院になった。どこも悪くないのにと県外に住む子供に電話がきた。ともかく調子悪いんだったら入院した方が安心だからと娘は答えて、近所の人に冷蔵庫の中を確かめてもらったらヘルパーさんに頼んで買ってきてもらった肉や豆腐が詰め込まれていた。腐っている物もある。数日前の電話では、自分でご飯を作って食べているから大丈夫と言ってたのに。孫からの電話には、正月は誰も帰って来ないのかなと言ったらしい。
認知症の始まりなのか、帰ってきて欲しいと言えないからなのか。遠くに住む子供たちは余計に心配すると嘆く。心配なら帰って顔を見せればいいのに。この親にしてこの子ありってところかな。
2009年12月20日日曜日
素直になれなくて
2009年12月14日月曜日
お講づとめ 2
「この仕事はねぇ、休みがないんですよ」「時間があってない仕事でしょ、来いと言われりゃ何時でも行かなきゃいけないし」「就業時間が決まってないっすからねぇ..」などと お経をあげる前に ひとしきり愚痴を言う。「でも貫禄が出てきましたよ」と言うと「いやいや、まだまだですよ。自分がお経あげてて途中で何言うてんだか分からなくなったりしますから」 正直者だ(+_+)
いい声でお経をあげたあと お茶を飲みながら「しかし寒いですね〜。ユニクロのヒートテックが離せませんよ」と得意げだ。「去年いらした時はパッチは履かない主義だとおっしゃってたけど?」と言うと「だって寒いもん。そんなこだわりは捨てました」とキッパリ。潔いではないか(>_<)
「今の悩みは原付を買おうかどうしようかと思って。街中に行くと駐車場に困るから..でも原付、寒いだろうなぁ、うーん(゜-゜)どうしようかなぁ」
とっても俗世間的な住職だ。
去年は住職を継いだばかりで自分が継いだこと自体を迷って見えたけど 今年は移動を原付にすべきか否かで迷う..とステップアップしている。ちょっと乗り越えたのかなぁo(^-^)o
お釈迦さまに叱られそうだけど、住職さんにも良いクリスマスが来ますように( ^^)Y☆Y(^^ )
2009年12月11日金曜日
現実逃避
落ち込むときは現実逃避に限ると、映画を見に行った。
アニメをお金を出して映画館で見るのは、私にとって珍しいが、この映画はおもしろい。質感が高くて考えさせることが多い。大人が見た方がいい。子供には3Dで楽しめばよい。
気球は風に乗って動くので帆が役立つことはない、風船で家が浮くかなど物理的におかしいことは多いが、そこはアニメだから細かいことを言うと嫌われる。
老後に必要な物と、今まで考えてきた物が
☆精神面では、友達とたくさんの楽しい思い出
☆お金の面では、家賃を払わないでいいように自宅があること
☆生活するためには、親しい電気屋とすぐに駆けつけてくれる大工さん
この五つさえあれば何とか暮らせる。今まで会ってきた老人たちはこのような「財産」を持っている人が多かったと思う。
2009年12月8日火曜日
2009年12月7日月曜日
誂え
祖母や母親が認知症になったのだけど、どこか良い施設はないか?と尋ねられることがある。大概の場合、グループホームか特別養護老人ホーム、有料老人ホームという施設を探していることが多い。すでに施設サービスを選択して、その中で料金や待遇で順位を付けてより良い物を選ぶという話になっている。このような場合のニーズをサービスニーズと呼ぶ。自宅でない介護の場というサービスを選んでしまっているので、相談のしようがない。いい施設は待機者が多いから、空きがある所に入所するしかない。
その人にとってどのような生活が良いのかそこから出発すれば、ふさわしいサービスを提供してくれる施設や在宅サービスの事業所を組み合わせることができる。
既製品の服を買うか誂えてもらうかの違いがある。もっとも、ケアマネは、補正の指示ぐらいしかできないのだけど。
もっとも、どのサイズにも当てはまらなくて仕方なく誂える場合もある、と皮肉られている身にとっては耳が痛い。
2009年12月6日日曜日
2009年12月5日土曜日
「あら、ほんと。よくお似合いですよ。5歳は若返りましたね。」
初めてお逢いしたのは今年の3月中旬だった。住み慣れた街から息子夫婦宅に身を寄せることになったばかりの頃の彼女は、見知らぬ土地で介護に疲れた夫の声に怯えているように見えた。何も伝わらない、何度言っても分からない...夫は悔しそうに呟いていた。
あれから8か月弱、夫は同じ台詞を言う。「妻には何を言っても伝わらないし、何度言っても分からないんでね」でも何かを乗り越えた表情で...。
奥様には ご主人の愛情がちゃんと伝わっていますよ、そんじょそこらの夫婦より ずっと気持ちが繋がってるじゃん。手を繋いでマンションのエレベーターに乗り込む二人を見て そう思った。
2009年12月2日水曜日
2009年12月1日火曜日
化粧
家に帰ってからも匂いを感じ続けている。今日面接した若い女性が付けていたお香に似た香水の匂いが何かの時に感じてしまう。
以前調査に訪問した女性が念入りにお化粧して出て来て違和感を感じた。次に会った時も真っ白といって良いほどお化粧が濃い。娘に電話して色々尋ねたついでに、お母さんはお顔に痣がありますかと尋ねると、実は痣を見られたくないために明るい時は外出しないと話してくれた。
ある女性宅では、息をするのが苦しいぐらいに香水の匂いが強かった。数回訪ねる中で、料理をしない理由を匂いを感じられないから、焦げても分からない。ガスが漏れていても分からないから火を使えないのだと言う。
隠すためにお化粧が使われているのだと考えた。
今日会った女性は脳性麻痺で、外出の機会が少なくて自宅の掃除も余りできないと話していた。きっと自分が嫌な匂いがしていると思っていたのかな。きっと、彼女なりのおしゃれだったのだろうな。







