花見と桜は我が家の行事。どちらも短い期間しか楽しめないが、それよりお金がかからない。梶井基次郎は、桜の樹の下には屍体が埋まっていると書いたが、そう思わせる美しさがある。満開の桜の花びらは、引っ張ってもなかなか取れないのに、満開を過ぎると風で吹き飛んでしまう。虫を呼んで受精するまでのはかない命だと考えると、桜の樹の下にあるのは世代交代を終えた人なのだろうか。
一斉に咲いている桜でなく、山の中で一本だけ咲いている樹を探したが、携帯のカメラでは限界があった。
4月4日は、3月3日と5月5日の間で「おかまの日」と新郎の挨拶の中で言ったせいか、意外と結婚記念日を覚えてくれている人が多かった。同時に、結婚式で酔っぱらった新郎の姿も思い出されるのだろう想像すると恥ずかしくなる日。

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