山の中で暮らしている老夫婦。夫は庭までしか出られないが家事は全部している。妻は急な斜面を登って行けるが認知症のため家事はできなくなっている。二人で山の間の畑を作ってきた。だから近くに引っ越してきた人は自分たちの生活に進入してきたとしか思えないのだろうか、深夜に塀を越えて文句を言いに来る。自分がかわいがっていた猫をいじめた。畑のものを盗っていった。…苦情を聞かされることになった新人さんは安眠できなくなった。
物盗られ妄想などの被害妄想のある人の援助は難しい。全く自宅に入れてくれない人の方が解決策がある。援助する人が加害者にされるから、手伝う人が減ってくる。
結局、この人が施設や病院に入って地域からいなくなるか、頭か体が弱って動けなくなるのを待つしか無くなる。いい医者がいたら、妄想を軽減させる薬を処方してくれるかもしれないが、被害妄想のある人は薬を飲みたがらないから、家族がうまくしないと家族が加害者にされてしまう。
相談を受けても、解決策が浮かばずに困ってしまう。

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