2010年8月18日水曜日

初心

だから何回も言うように 真夏のようなこの暑さでも「残暑」と呼ぶワケだから、この時期に かき氷は風情がないのだ(:_;)
確か小学校の低学年だったと思う。駅前にとても美味しい甘味処があって 夏は かき氷、冬は ぜんざい、一年通して 大判焼きを売ってる店があった。夫婦で営んでいる小さな構えの古い店だったが、地元の人たちの根強い人気に支えられていた。たまたま立ち寄った有名人がその店を気にいってテレビでチラっと言ったので、たちまち今度は店が有名になった。商売が繁盛して、駐車場付きの場所へ移り、前より五倍ほども広い店を構えた。古びた看板の字は ピカピカの新しいモダンなデザインに変わった。最初は新しくできた店舗にも行ったものだが、なんとなく飽きてそのうち行かなくなった。以前は駅前を通るたび、親にねだって 大判焼きを買って貰っていたのに。少ないお小遣いをはたいて かき氷を食べに寄っていたのに。
今思えば、きっと そんなに味が落ちたワケではないのだろう。だけど何かが変わってしまったその店は 結局 店を大きくしてからしばらくして流行らなくなり、気づいたら閉店してしまっていた。
"お客様の喜ぶ顔が見たい"

サービス業は たとえ規模が大きくなっても決して忘れてはならない基本である。

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