約束通り施設に彼を迎えに行った。「玄関まで車を回してあるから」と言うと「うーん...免許返して20年になるから運転には自信ないなぁ」と言う。「今日は私の車だから私が運転するわ」と言ったら ホッとした顔をする。彼は男前で優しくて紳士だ。そしてスポーツマンだ...いや、スポーツマンだった。今年94歳になる。
利用者と話しをする時は たいてい正面に座り、目を合わせてになるが、助手席に載せた時は ハンドルを握りながら 景色を見ながら 音楽をかけながら...の会話になるので 普段とは違う一面を見ることができる。身体の調子を聞くわけでもなく、来月の予定を打ち合わせるでもなく、たわいない会話が楽しい。
「柳田法相が更迭されましたねぇ」と言うと「ほぉ、そりゃまたどうして。何かしたの?」「不適切発言連発したらしいよ」「普段は考えに考えて話ししていただろうに ちょっと間違えたくらいだろう、可哀相に」 ホント彼は優しい(>_<)
あれこれと30分ほど話しているウチに家に着いた。
「今夜はありがとう」デートの帰り際みたいな台詞だ(笑)「またドライブしましょうね」と言うと「嬉しいけど、僕は運転に自信がないからなぁ..」と困ったように言う。
...と言うより免許返したなら無免許だろうに(^^ゞ

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