2011年4月16日土曜日

看護助手


介護保険が始まる前のこと、老人保健法ができて老人保健施設ができた。いわゆる老健施設のはじまりだけど、老健施設からの介護職員求人の基本給は看護職員と同じ水準に留められていた。特養は、まだ措置の時代で、公務員の給料表に準じて毎年昇級があったから、医療報酬の改定がないと給与が上がらない老健なんか就職したがらない。福祉の立場から言えば、何の資格もなく、看護婦の下働きの存在である看護助手と介護福祉士が同じに扱われることが我慢ならなかった。介護保険制度になっても、医療の世界は資格によってできることが決められるから、医療行為が行えない介護職は未だに准看護師より下に扱われている。


ホームヘルパーは家政婦じゃないと言う場合と同じように、看護助手に対する差別意識を気づかせてくれる本。


作者は、3年間しか看護助手をしなかったと書いてあるが、患者にとって何が大切か教えてくれる。このような漫画が男性コミック誌に載せられていることが、看護助手に対する感謝の表れなのかと安心する。

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