2011年5月12日木曜日

かかし


ここは山田町。だから案山子、とわかりやすい。


ヘルパーの講習をした。半分はおばちゃん。介護の時の言葉遣いを教える。「我慢して、食べなさい」「ちょっと待ってね」「こっちを向いて」などは良くないと説明したら、おばちゃんたちの総攻撃に遭ってしまった。「食べないと衰弱しちゃうでしょう」「人手が足りなくて忙しいんだから。実習で行った施設の職員さんは「待ってて」と言ってれば、そのうち忘れるんだから。大した用事じゃなければスルーしたらいいと言ってたよ」「協力してもらうのがなぜ悪いの」。いやー 大変な講座になった。「職員さんには何も言わないのに、私たちには手伝ってくれと言うのよ。甘えさせると本人のためにならないから、自分でできるでしょうと言うことにしてた」「ぼけてるんだから、厳しく言ったって、すぐ忘れるのよ」


講座も後半になっているのに、今まで何を学んできたんだろうと悲しくなる。人手不足や職員の質の低さという現実を知ってしまったから、良い介護なんかできるはずはないと思いだしたのだ。こんな低い給料で、キャビンアテンダントみたいなもてなしができるか、そう思い出したのならヘルパーの講座自体が逆効果になってしまってる。


おかげで一週間かけて作ったテキストの2ページしか進まなかった、3時間もあったのに。

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