2011年5月15日日曜日

作文


ある専門学校の先生が、なぜ介護をするのか知るために介護教育に携わっている、と書いていた。小学生の作文としてならそれでよいのかもしれないが、こんなこともわからないでよく先生がやれてるなと思う。言い方はきついが、何の教育であっても、基本的には社会の中で生活できることを目的としている。職業教育であっても研究者を育てることであっても、もっと言えば徒弟制度も丁稚奉公も詰まるところは同じだ。介護は人間だけがすることではない。猿だって象だってペンギンだって、群れて暮らす動物は弱った個体を見捨てることはしない。弱い個体が生活するためには助け合いが必要なのだ。仲間を見捨てるような個体の集まりでは社会は成り立たない。助け合いは、その形が介護であるのか、食事を分け与えることであるのか、その形や程度の差こそあれ社会が維持されるために必要なのだ。

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