Nさんは頑固だ。はっきり言って筋金入りだと思う。彼の希望を聞き 介護保険を含め、いろんな社会資源を案内してはみるが、未だ介護タクシー以外は活用するに至らない。何しろ 透析ですら『 医者は透析しないと死ぬ、などと脅かして金儲けしている 』と言っては、たまに休んだりしているから、病院も家族も飽きれている。
今日は県外の娘さんと話す機会ができた。Nさんは ご夫妻ともに要介護2であり、娘さんは老々介護の二人暮らしを心配している。
お金がないワケでもないのに お金のかかることは なかなか受け入れようとしない、と言われたら ご高齢者は皆さんそうですよ、と答える。 頑固だから話しにならない、と言われたら 気丈な方ですからね、と答える。 私も担当して三年近くお付き合いしているが、何しろ頑固で思い込みが激しいから とにかく手強いんですぅ... と言いたい気持ちを抑え、 他人に依存することを良しとしない自立心の高いご夫妻ですから、 と言う。 市内に住む息子さんが どんなに説得しても ヘルパーも入れないし、ディサービスにも行かない。 奥様のご様子からヘルパーだけでも必要なのは明らかなのだが...(:_;)
「 県外からせっかく来たのに、今回あの二人のために私ができることはありますか? 」 と言うので 「 では娘さんのほうから あの人(私)は仕事なんだから 困ったときは使えばいいのよ、ケアプラン料だって ちゃんと貰っているんだから、と言って下さい 」と答えたら 笑って頷いてくれた。
三年かぁ...担当して役に立てたコトもないが 実は今日は嬉しかった。 Nさんのほうから 「 県外の娘が来ているから逢って欲しい 」 と電話をくれたから...。
ほんの少~しだが、距離が縮まった気がした。
2011年6月7日火曜日
ホ.オポノポノ
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