2012年12月25日火曜日
私は どこにいるの
2012年12月22日土曜日
こんなはずでは
2012年11月12日月曜日
November
そして今週末は義父の誕生日。 ダンディでオシャレな人だったから、お誕生日や父の日は選ぶのに苦労したなぁ。 喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを選ぶのは楽しいものだ。 義父に選んであげることが無くなってしまったから、今年から11月は一つ楽しみが減ったけれど・・。でも お誕生日会はしよう。 お義父さんの好きだったお店のタルトを買って行くよ(^O^)/ ( 私も食べたいから~ )
2012年11月11日日曜日
メニュー
2012年11月6日火曜日
ミネストローネ
ベーコンをサイコロ状にしていると ウチの犬が足元に来る。
『ネーサン、なんかアッシに夜食作ってくれてんですかい?』
前から言っていることだが、あまり動物は好きではないので、上目遣いに見つめられても 心を打たれたりはしない。 人参やらマッシュルームやらを刻む まな板のトントンと言う音に合わせたかのように彼は小さくシッポを振る。 ちょっとだけ可愛い。しかし、自分が食べれないニンニクと玉葱を切り出すと 彼には解るらしい。 『なんや、アッシのじゃないんかぃ』とプイと去って行く。 チッ(-_-)わかり易いヤツ・・・。
煮込んでいる間 換気するのに勝手口を開けたら 雲の奥に月が見えた。 ユーミンの歌に因んで、14番めの月が好きだが、ハッキリ言って 14番めも16番めも区別はつかない(?_?) 裁縫と同じくらい天文学に疎い(物理はその一万倍)私に 月を語る資格はないのだ。 新聞広告に載っていた絵本。 対象は小学生中学生〜と書いてある。 ウチの犬くらいにわかり易そう。 明日は本屋に行こう。
2012年10月28日日曜日
Hard To Say I'm Sorry
本屋で物色していたら 豆助の写真集があった。 犬のくせに写真集か、と思いながら ウロウロした。 さんざん本屋をウロついたあと レジに持って行ったのは 豆助の写真集。 県外実習中の娘に送ってあげようと思ったからだ。 彼女は可愛い子犬など見ると涙目になる。 志村どうぶつ園は かじりつきで観ている。(ダーウィンが来た!には興味を示さない) 荷造り前にパラパラと写真集を眺めていたら、あら〜 意外と癒されるではないか・・・。 この駆け引きなしの表情がなんとも言えない。 『俺ってカッコイイだろ、この角度がイイだろ』みたいな 嫌らしい計算がない。
ウチの犬にも豆助と同じような唐草模様のバンダナを買ってあげようと思い、ネット検索したら 1050円だった。 ちょっとしか生地使ってないのに??やめた(-_-)
でも彼は自分の名前入りTシャツやパーカーは持っている。 だからといって別に犬が好きなワケではない。
2012年10月16日火曜日
男らしさ
ようやく終わって、呼吸が穏やかになってから、「我慢できない男はかっこよくないよ」とケアマネが声を掛けると、「痛いものは、男でも痛い」と弱々しく言った。
そのケアマネは福山雅治のファンで、今度出たアルバムのことを熱心に話す。
「ねぇ、知ってる。福山さんの髪の毛は僕と同じ右分けなんだれど」と言うと、Nさんより激しく咳き込んで笑う。翌日も、DVDを見ていたら、笑いが止まらなくなったと言う。そこまで笑うことではないと思うんだけど。
2012年10月13日土曜日
空振り
『あのー・・今日発売の東野圭吾の新刊は?』 とお店の人に聞いてみたら パソコンで検索してくれた。
『・・確かに今日が発売日ですが、この本は県下での発売は月曜日になります。』
なんやとぅっ(☆_☆)? 洋画の公開日じゃあるまいし、全国一斉発売じゃないんかいっ! 週刊ポストや週刊現代は新聞広告したその日に発売されとるやないかい!!・・・と言いたかったが、『・・・ちなみに・・御社の本店にもないんですよね・・?』
『県下での発売が明後日ですからね・・すみません。』
田舎なんだ、ココは・・と実感(-_-) そうだよね、なんせ今だに夕刊がないんだから 嫁に来たとき ビックリした記憶がある。 24年前、初めて来たとき、飛行機で来たハズなのに、着いたのはバス停か?と驚いたこともあるし。
本屋さんがすまなそうにするので 違う本を数冊買って店を出た。 早く福山・・・じゃなかった、ガリレオに逢いたかったのに。
2012年10月12日金曜日
女性は長生き
それで、乳牛の一生は、雄と雌で3倍も違うのかと、納得。でも、最後は、雌がミンチで雄はステーキだからね…と言ってもやせ我慢にしか聞こえないな。
2012年10月9日火曜日
Autumn
ウチの裏庭に金木犀があることが発覚・・と言うか 自覚してからもう一年が経つ。 この一年、確実に老化はしても、成長するのはウエストだけだ。
食べない食べないと悩む利用者家族もいれば、食べてない食べてないと言う認知症の親に悩む利用者家族もいて、食欲の秋は深まっていく。
じゃまなか・・山中教授のノーベル賞受賞のニュースに日本中が沸き立ち、彼の謙虚なコメントが絶賛される。 人間、謙虚でなくてはならないな、とつくづく思う。
ウチの孫がケアマネの試験に なかなか合格しないよ。アナタは凄いね。 とKさんが褒めて下さったので、 私が受けた年は簡単だったんですよ、と言う。
そりゃあアナタ、ラッキーだったね。 あら、Kさん納得しちゃったし・・(゜▽゜)
キチンとした人間が言う言葉でなけりゃ 謙虚とは取られられないんだな、とわかった。
2012年10月2日火曜日
業界では常識
2012年9月30日日曜日
中秋の名月は14番目の月
2012年9月28日金曜日
明けの明星その2
てな訳で その日は徹夜で書類を仕上げた。
明け方、事務所の外の自販機でコーヒーを買っていたら、左の空に明けの明星が見えた。
これが噂の明けの明星ね。(別に噂になってないけど)まっ、たまにはこんなんもいいか、と思いながら缶のプルタブを開けた。
2012年9月27日木曜日
恋する瞳
義父へ・・
でも二年間も頑張ったんだから それくらいは いいよね。
あれだけの癌だったのに、あまり苦しんだり 痛がったりもせず、義父らしい静かな最期だった。
『死に様がね、大事だから』と言ってたけど、お義父さんが私たちに見せてくれたのは 紛れもなく『生き様』だったよ。
本当にありがとうございました。そして お疲れ様でした。
ゆっくり休んで・・・と言いたいけど、先に逝って待ってた祖父や叔父たちと 久しぶりに盛り上がってるんじゃないかしら。 周りに人が集まってくるタイプだから、天国でも 忙しいかもしれない。
2012年9月20日木曜日
捨てられる
2012年9月19日水曜日
カエルの子
私は彼を担当して四年になるが、その間、息子さんや娘さんの言うとおりにしたことなんかはただの一度もなかったような気がするのだが・・・(-_-)?
夜、彼の長男と話しをする。
親父は知ってるとおり、そうとうな頑固者ですからね。僕らが何かしてあげても、ありがとうも言わない。振り回すだけ振り回しておいて、結局は自分の思うようにしかしませんしね。親父に付き合っても骨折りなだけで文句ばかり、何も進歩がないんですよ。わかるでしょう?この際、しばらくは連絡するのも世話を焼くのもやめようかと思ってね。いや、もちろん死なない程度に(笑)。少し困らせたら ちょっとは改心すると思うんですよ。
さすが親子だわ。同じコト 考えてるし。似た者同士、どっちもどっち。前に進めない。最後は二人とも『その間(お互いが困らせてる間)は 頼みますよ』と言う。その間・・って 四年間 ずっとじゃんか(ノ><)ノ、と心の中でツッコミを入れる。
2012年9月17日月曜日
明けの明星
彼女は自分に言い聞かせるように言う。 私は横で頷くしかできない。
義父の闘病も二年になる。
お義父さんがしんどい思いをして私たちに勉強させてくれている。こんな病気になったから 親孝行の真似事もさせて貰える、お義父さんにに感謝しないと・・・と家人と話しをする。 そう自分たちに言い聞かせる。
健康のありがたみが分からなくていい。 勉強させて貰えなくていい。 親孝行の真似事ができずじまいでもいい。 義父が病気にならなかったら それでよかったのに、と 寝顔を見ながら思う。
2012年9月10日月曜日
ワイルドだろう
早朝というより未明、Fさんから電話がかかってきたのは、先々週のこと。起き上がれない。何もできないので病院に連れて行って欲しいと弱々しい声で訴える。訪問すると、トイレに行こうとして転倒し、左の腰が痛いという。その割には左を下にして寝ているのが気になるが、転倒と聞いて大腿骨頸部骨折を疑うのは常道。そんなこともあるかなと思いながら救急車を呼んだ。
以前から、靴下のままでは歩きたくないぐらいに汚れた部屋だったのに、布団は便と尿の失禁でしっとりとした上にひどく臭う。トイレまでの床には尿の水たまりができて、それを下着で拭いて丸めて置いてある。枕元には、食べかけのご飯や缶詰などが散乱している。駆けつけてくれた救急隊員もつま先立ちで移動している。とりあえず、入院のために下着やタオルを袋に詰め、紙おむつとティッシュを抱えて救急車に乗せる。運良くかかりつけの医院に外科医が来る日だったので救急車は古い医院に搬送してくれた。胸椎の第12番目が圧迫骨折しているとの診断を受けてから、お世辞にもスマートとは言えないFさんは担架に乗せられ、階段を上がって病室に運ばれた。同僚を呼んで部屋の大掃除と、洗濯を汗だくでして事務所に帰った。
翌週、医院の看護師から、こちらの指示に従わないし廊下は歩いているので退院させますと電話があった。栄養剤を水代わりに飲んで、腰が痛いから痛み止めを欲しいとひっきりなしに訴えたりすることでもてあましたらしい。本人は、ここの看護師は親切じゃないから、以前検査入院した病院に移るのだと言う。寝返りも打てないのに、口は達者だ。退院の翌日ヘルパーさんに来てもらい、どうしても生活できなかったら入院しなさいと助言して帰る。
2日後、知り合いの病院に入院受け入れを頼んでからFさん宅に向かう途中でヘルパーから、訪問したら救急車が来ていた。どうしたらいいですかと電話が来る。到着すると、新しくできた廊下の水たまりを横目に見て、失禁してますね。本人がいないので帰りますと言い消えた。病院取り打ち合わせより早い時間だったので、別の病院に搬送することになった。大きい総合病院は、入院と検査のための家族の同意書が必要だとストレッチャーに乗せたまま待たせている。子供は7人いるが、市内には2人しかいない。1人は精神科に入院中なのでもうひとりの絶縁中の次男に電話するが、取り付く島もない。サインだけでも良いからと、説得を続け来てもらうが母親のいる部屋にも近づかない。
入院してから、ソーシャルワーカーから上履きがない。杖がないと毎日のように電話があってその都度カギを預かってから家に行き届ける。今度の病院は親切だと、おとなしくしていたのに、1週間後の土曜日ソーシャルワーカーから電話がある。知人が迎えに来ていて退院の準備をしている。歩行器移動のレベルだけど、医師も諦めて退院の許可を出した。
まだ歩けないのに退院してやったぜ。ワイルドだろう。
2012年8月26日日曜日
Gentleman
『こんにちは、私 覚えて頂いてます?』と聞いてみると 首を左右に振る。 まだ二回目だし仕方ないよね、とか言いながら 今日は外は風があるけど暑いよ、だの でも雲の形は秋空だわ、だの オリンピックも甲子園も終わったねぇ、だのと とりとめなく話しかけるたび 律儀に首を縦に動かしてくれる。 彼が右手の指を少し左右に動かす。 文字盤を持ってきて、と言う合図なのは先日の面談のときに覚えていた。
『の・ど・が・・・い・た・い』と言う。 えーっ、そうなん、ちょっと看護師さんに言ってみるね、と言って看護師さんを呼ぶ。 さっきドクターが気管のカテーテルを交換したばかりだから 今日くらいは違和感があるのよ、と看護師さんが教えてくれた。 彼は耳がよく聞こえるから私と看護師さんの会話で納得したようだった。私を見る彼の目が『了解』と言っていた。
彼がジャイアンツファンなのは娘さんに聞いて知っていたから『そういえばジャイアンツ、調子いいね』と言うと 変わらないはずの表情が嬉しそうにも見える。 声に出して笑えないと言うのは苦しいだろうなぁ、と思う。
じゃあ帰ります、私のこと 次に来るときまで覚えててくれますよね?、と言うと 首を縦横に振る返事をされると思いきや、文字盤を持って来て、の合図。 わぁ、何てお返事してくれるんだろう、とワクワクしながら 彼の前に文字盤をかざす。
『わ・か・ら・ん』 ・・・(-_-)
ハイ、とっても正直な紳士なのでした。
2012年8月19日日曜日
2012年8月13日月曜日
お盆
ひとり暮らしをしていた89歳のIさんが亡くなった。認知症があって料理は作れなくなっていたが、夕方訪問するとベランダの椅子に座って休んでいることが多かった。お父さんが一向に迎えに来てくれないといいつつ、隣の県に住む息子が定年になって帰ってくるのを楽しみにしていた。お盆に帰ってきた息子夫婦が素麺を料理して出したところ、のどに詰まらせて亡くなった。息子が帰ってから3時間の出来事だった。棺の中の彼女はいつもの笑顔を浮かべて寝ている。帰省してから慌ただしく時が流れて涙も出ないと言いつつ息子が「おじいちゃんが迎えに来たのかね」とつぶやく。
もうひとりの認知症でひとり暮らしのFさんは、お父さんが出たきり帰ってこないとしきりと電話してくる。9年も前に亡くなったのに、お盆だからお父さんが帰ってきたのかねと婿は笑うが、娘は電話の度に「とっくの昔に死んだでしょう」と電話口で怒っている。
2012年8月9日木曜日
2012年7月31日火曜日
ホルスタイン

定期受診に娘と一緒に付き合ったとき、娘と子牛の相場について語っていると、「だから、和牛より乳牛がいいと言ったたのに」と酪農家の話になった。経営は私が全部してきたから、今までのように大きくなったんだと言う。それから、会う時は牛の情報を仕入れてから行くことにした。
「Nさんとこの牛はなんだったっけ?」と尋ねると、「ホルスタイン」と大声で答える。次に、先日孫が結婚したので「今度の孫のお嫁さんはどうだった」と尋ねたら、「ホルスタインじゃね(ではない)」と答えた大笑いになった。
2012年7月11日水曜日
ケガの功名
今日 訪問したら 彼にさんざん振り回されながらも なんとか契約までこぎつけた、明日から開始になるディサービスについての文句を言いだした。
あそこは たいしたトコじゃないみたいじゃないか。
え?そんなことないよ、きっと楽しめると思いますが・・。
利用者が70人もいるわけないだろ、あの職員は嘘っぱちだ。
いえ、大きなディサービスですから それくらいの人数はいらっしゃいますよ。
人に聞いた話によるとロクでもない催ししかないって言うじゃないか。
また始まった。暴君、万歳(-_-)一緒に何件もさんざん見に行って アンタが決めたんやろ、と言いたいのをグッと堪える。
まぁ君に言っても仕方ないが、あんまりいい噂聞かないからな。しょーもないなら行くのは止めようかと思うんだ。
ああ、私も我慢が足りない。彼を担当してからこのかた四年も堪えていたのに この暑さと湿気で髪もボサボサでイライラしていたせいか、ついに彼に向かって怒られるのを覚悟で言いかえしてしまった。
その噂ってドコで聞いたんです?
彼は一瞬 え?と言う表情をしてから ドコって・・みんなが言ってるわ。
みんなって誰ですか?
そ、それは君に言う必要はないだろう。みんな言うたら みんなだよ・・。 彼はちょっとだけトーンダウン。
じゃあ、やめときますか。仕事じゃないし、気が進まないなら無理に行くことないですよ。
・・・でも それじゃあ君が困るだろう?
いえ、全く困りません。そんなお気遣いは要りません。よし、じゃあ 止めよう。ディサービスには私から電話して断ります。
彼は10秒ほど黙った。 長い・・、10秒って長いのね。そして おもむろに
まぁ明日は暇だし することもないから 行くだけ行くよ。
よしっっ(>_<)
彼の気が変わらないウチに一緒にディサービスに持って行くものの準備をする。 薬やタオルを手提げ袋に入れている彼の横顔を覗いたら 少し楽しそうに見えた。
暴君は笑ったら可愛い。
2012年7月10日火曜日
人生
警官から同僚のケアマネに電話があった。最近姿を見ていないと近所の人から通報があったが近況を知らないかという。数年前脳卒中で倒れてからショートステイを利用したが、その後は財産関係で兄弟間が疎遠になって、近所の人とも口をきかない生活を送っていたから介護保険も使わない状態だったという。名前を聞くと、30年も前からカメラの修理や写真の相談に乗ってもらっていた知人だった。
自宅前に行くと、鑑識や警官が集まって家に入ろうとしていた。ガラスを割って窓を開けると亡くなって数日経っていたと警官が教えてくれた。集まってきた近所の人たちは、人嫌いで、近所づきあいがない、意固地な人などと言い合う。ケアマネも、頑固で変人、他人との交流をいやがり部屋に入れてくれなかったという。
私の印象とは全く違う彼の評価だった。確かに几帳面で潔癖症だったが、それだからカメラの修理や調整を任せられた。カメラのこととなると、はにかみながら熱心に語る顔が思い出された。
私たちは、病気やけがで誰かの手助けが必要な状態になってからの人しか知らない。その前に、どのような表情で仕事をしていたのか、話しぶりや同様な声だったのか写真などからでもわからない。今までの生活を知らずに「その人らしい人生」と書くことが怖くなった。
臭い仲
彼の名前を呼びながら裏に行くと・・げっ
、ヤバい・・裏は塀がないやん(@_@) 裏庭は いきなりヨソの家の敷地に続いていて そこには塀はなく、遥か遠く大通りまで見渡せる。 冷や汗が出始めた。 ヤバいヤバい・・フニフニ君が脱走したのは仕方ないとしても、この暑さの中、あの暑苦しい彼を探さねばならないのかと思うと 途方に暮れた。 このシルバーカー、全然役に立たないやん、と本来とは違う用途に使っておいて シルバーカーのせいにしたりして しばし現実逃避を試みる。 やだ、探しに行くなんて面倒くさい〜・・三分ほど放心状態でいたところに 荒い鼻息が聞こえてきた。 フニフニ君が帰ってきたのだ。 やだー、もう〜、ドコ行ってたのよ〜。ビックリしたじゃない。心配したんだからね〜と彼を抱き締める。 うわ、汚い。 どっかでまたオシッコしてきてる。 臭い〜。
ただいま、と言った(気がした)彼を初めて可愛いと思えた。そうだ、アナタとも もう三年の付き合いになるんだもんね。汚くて臭いけど 仲良くしてくれてありがとう。
2012年7月7日土曜日
嫁は辛いよ
透析を受けて寝たきりの父親を私は担当しているが、彼女の母親は癌の末期で施設と病院の往復。兄弟4人のうち二人は県外で近くにいる弟は父親のキーパーソンをしてくれている。彼女自身も乳がん手術の後遺症があるのに同居している義母は認知症で「嫁は使わないと損」と公言して、義理の叔父叔母の世話までさせる。ヘルパーの資格を取り認知症の介護を学ぼうと本やテレビを見ているから、義母の認知症が進むのは自分の介護方法が悪いのだと義母の暴言にも耐えている。
父親のケアプランの打ち合わせなのに、娘の話を2時間に聞いてしまった。介護を分担しなさいと助言しても、お義母さんはデイにも行かないし嫁がいるのにヘルパーにお金を払うなんてと聞く耳を持たない。「旦那は?」「すまない」とだけ言って自分の母親には何も言わない…。娘の思い詰めた表情に、義母の受診の際に医師からデイを勧めさせるよう作戦を教えたら、医師は本人にデイを勧めると同時にケアマネと相談員を呼びつけてその場で段取りしてくれたそうだ。
おかげで、母の付き添いができるようになりましたとお礼を言われたが、それでも看病したいのかと、怠け者のケアマネはあきれてしまう、のでした。
2012年7月4日水曜日
参りました
彼女が買い物から戻り、テーブルの上に数種類のお菓子を置いてくれた。 これでいいかな?と娘。 梅味のポテチやら 甘辛のお煎餅やら ハイハイ、これこれ、こんなんが食べたかったんだー。 ふと見ると イチゴカプリコが一つだけある。 娘の目の前に置かれている。
ちょっと、何で自分の分しか買って来ないのよ(-_-) 大人げないわね。 と言うと、
あら、これ ママの分よ。
・・・大人げないのは私でした。
2012年6月23日土曜日
類は友を呼ぶ
最近の相談は、男性は「頑固、偏屈」と家族が先に相談に来る。女性は、「頻繁に電話、盗られ妄想」との二つに分けられる。父は母親を女中のようにこき使い、女の職員を馬鹿にしている。家族にお礼を言ったこともないし、食事をおいしいとほめたことがない。母親は父と一緒にいると苦労が絶えず怯えている。だけど、絶対デイなんかに行かない。3つの家族がそう言ってきた。それぞれ公務員、教員、自衛隊の退職者で昇進しないで現場で仕事をしてきた人ばかり。会ってみると、そんなに問題はないし、勧めるデイにすぐ馴染む。外面が良いんだからと、家族は余計にいらつくのが見て取れる。退職まで現場にいたのは、上司にごまがすれず、世渡りが下手。おせじも使えないし、素直にありがとうと言えない恥ずかしがり屋というのが私のプロファイリング。今までの仕事を褒めて欲しいのに、退職したら厄介者扱いで年金だけを当てにされる。そんな空気を感じているお父さんは余計に口数が少なく、妻や子供から一方的に言われることをひたすら耐えて無視しているが、時々反論したくなる。
なにでそうなことがわからないのかなと、お父さんの気持ちを代弁して家族に伝えると、それはあなたが男だからよと無視される。私も将来同じように扱われそうだと、珍しく夕食のおかずを「おいしい」と言うと、それはスーパーで買ってきたおかずと、逆に怒らせてしまった。
2012年6月10日日曜日
私のことじゃない
本棚の前にはロードバイクとプリンターの空箱が、入り口横には1480円で買った扇風機が箱に入ったまま。椅子の後ろは引っ越しの時の段ボール箱が並べてある。もう少ししたら横になって歩かないとと行けない。机の上は、コードや読みかけの本でようやくキーボードを置いている状態の私が生活援助に掃除を入れること自体間違っている。そろそろ指導監査が来そうな予感がするのだが、訪問と会議の記録を書き散らかした裏紙が窓からの風で床に散らばっている。ケアマネの仕事は正しく評価されているのだろうか。かつての茶摘やバナナの取り入れ、コーヒー豆の栽培で問題になった「フェアトレード」を求める運動をすべきではないかと、自分のずぼらさを棚に上げて愚痴ってみる。
2012年6月1日金曜日
醍醐味
2012年5月31日木曜日
年の差婚
妻へのDVが会ったから精神科に入院させられ、退院後は老人ホームに入所する予定だったのに結核が見つかって、結核病棟に1年余り入院することになった。退院前に病院のワーカーを通じて、奥さんに手を挙げたら精神病院か刑務所だからねと伝えてもらった。退院して1週間後、自宅を訪れると、犬を連れている彼を見かけた。退院後、妻の言葉が気にくわなかったのに腹を立ててテレビのリモコンを投げかけたらしいが、今のところDVはない。公園行くとラジオ体操している彼を見つけた。ベンチに座って話をすると、思い通りに体が動かないのか゜もどかしい。車も取りあげられたからどこにも行けない。10分も歩くと膝がガクガクすると立ち上がってみせる。20も若い奥さんと同じに考えると間違いですよ。リハビリに行きましょうと誘うとまんざらでもない。精神病院からの資料では、奥さんも浮気したことがあったらしい。その頃からDVは始まっている。若すぎる奥さんと結婚すると何かと心配が絶えないらしい。言葉では負けるからつい手が出ちゃうんだよね。
DV加害者として見られているのは、相談員や看護師など関わる人はみな女性だったからかもしれない。
でも、若い女性の方がいいんでしょうと同僚のケアマネは私に言う。
2012年5月20日日曜日
盗られた その1
いつも訪問の最後あたりに話が始まる。
デイに行きたくないのはね、家を留守にすると盗られるんですよ。この間は、米を2キロ。そして洋服掛けに掛けていた服。息子の物には手をつけないないのに、どうして私のだけを盗るかというとね、前から知っている人だからですよ。私が道を歩いているとバイクで後をつけて、振り返ると音を立てて逃げていく。自宅でも、気配を伺っているから、ふすまを開けるとバイクで逃げていく音がする。知ってる人だからね、犯人は。だから警察に言えないんですよ。この間もお金に困っていると言うから、庭をいじってもらいお小遣いもあげたのに。
隣に住む民生委員に挨拶に行くと、親戚の男性と以前盗った盗られたで一悶着あって、それから泥棒だと言うようになっている。庭の選定もしてくれるのに、表面だけ見ると問題ないように見えるんだけどね。
来月もまた同じ話を聞かされるのだろう。楽しみは飼っている猫に会えること。歩いているとおなかと畳の間は1センチもない。座るとおなかの肉がスカートのように広がる。それでいて、ここの戸を開けて欲しいと目で訴えるものだから、わがままで甘えん坊の女性みたいに思えてしまう。
2012年5月19日土曜日
話しますか
看護師はそう言ったはずなのに、彼は紙オムツだけの姿でベッドに寝ていた。息をしていないじゃないと部屋にいる看護師に尋ねたかったが、心の中で挨拶して手を合わせた。
先週この部屋で退院の打ち合わせをしたのに。実習を終えた看護学生に、「あなたたちは若いね。これからたくさんの未来があるから」と励ましていた。退院後の希望を尋ねたときに、奥さんが脇から介護用ベッドや訪問看護と言い始めたら、「そんなことか」と言って色々な希望を話した。本当は、もっと長生きして、こんな事やあんな事をしたいと言いたかったのかもしれないと後で考えた。
もっと話したかったですね。
看護師はそう言いたかったのかもしれない。
2012年5月13日日曜日
名(迷)言
医者は透析をしないと死ぬと言うが、あんなものは病院の儲け主義で言ってるだけだ。その証拠に僕は一ヶ月に一回や二回は透析を休むけど、こうやって生きてるんだから。
私は、透析を休む人がいるんだ、と初めて知った。
Nさんの奥様からの電話で訪問したときに、Nさんが在宅していた。
あら、Nさん いらしたんですね。でも今日は透析の日でしょう。
私は少し驚いたふうに言ってみた。
そうだよ。今日は休んだんだ。いやなに、大丈夫だよ。なんせ僕は こうみえても健康管理には人一倍 気をつけてるほうだからね。
・・・そうなんや(-_-)
2012年5月10日木曜日
カーネーション
外は寒かったでしょうと、訪問するたびに入れて下さる しょうが湯も、生姜が苦手な私は飲むのが辛かったわ。暑い日は見たことのない銘柄のグレープの缶ジュース、あんぱん、焼き芋、栗まんじゅう・・ご夫婦お二人ともインスリンをしているのに いいのかしら、といつも心配だった。
目が見えなくて難聴のご主人からの連絡で、駆け付けた時は 顔がパンパンに腫れていて いつもの綺麗な顔じゃなかった。救急車を待っている間に 大丈夫だよ、と声をかける私の手をギュッと握りしめてた。 もっと早く連絡してくれていたら 助かっていたかもしれないのに。 電話しようかと思ったが、夜遅くだから遠慮したと・・・ベッドから落ちたまま起き上がれずに一晩明かしたと聞いて 悔しかった。
おかずを入れてくれたタッパー、借りたままだよ。何を入れて返そうかと考えていたのに。母の日が近いから 一輪添えて返そうか、と思っていたのに。
2012年5月6日日曜日
Thanks
今ごろ 天国でリハビリに励んでいるかしら。 腫れた足も軽くなったでしょう。 HOTをしてなくても たくさんマイナスイオンを吸えるでしょう。 時々は眼鏡を拭いて そのときは 私を思い出してね。
優しいKさん、三年間 担当させて頂き ありがとうございました。
2012年4月15日日曜日
大事に

「テレビがつけられないのじゃなかったの」と尋ねると、誰かが来て点けていったのよと答える。
「じゃ、リモコンは要らないね」と言うと、チャンネルが変えられないからNHKばかりで見飽きた、と答える。
新しいリモコンをセットして渡すと、誰かに盗られないように大事にしまっとかないと、と言う。
だから、またリモコンが無くなるのだよと言っても、仕方ないか。今度は家がリモコンであふれることになりそう。
2012年4月14日土曜日
2012年4月12日木曜日
イイ女
彼女は夫の少ない髪の毛染めをしながら、そんなことを言った。
2012年4月10日火曜日
2012年4月3日火曜日
花見
銀行に勧められて有料老人ホームを建てたけど、思うように儲からないと言う声を聞いた。介護保険や福祉でもうけるなとは言わないが、有料老人ホームと入所者に提供している訪問介護やデイサービスなどの介護サービスとは区別すべきではないかと返事した。有料老人ホームは、建物の建設費や維持費を考えて利用料を設定すればいい。まかり間違っても3年で償還できる計画は作らない。民間のアパートやマンションでそんな計画を作ったら常識を疑われる。儲かるのは、介護サービスを効率よく提供しているからで、必要か過剰か考えずに限度枠一杯自分の所のサービスを利用させる。多い人で、月に37万円サービスを遣わせるからぼろ儲けする。介護度を下げよう、利用者の希望を叶えようと考えると職員が足りない。利用者を見たら金を生む鶏と思えと職員には教育しているのだろう。
今度からこのような有料老人ホームを「ブロイラー型ホーム」と呼ぼうと、提案したら露骨に嫌な顔をされた。
2012年3月25日日曜日
2012年3月20日火曜日
飲むしかない

知り合いの父親が末期癌なのにインフルエンザだからと退院させられた。職場の部下には裏切られ、娘は高校入試に失敗した。今の辛い出来事がいつかは必要な事だったと思えるようになると慰める。
2012年3月10日土曜日
優しくないといけないのか
2012年3月4日日曜日
LIAR
中森明菜ちゃんの歌の中では コレが1番好き。カラオケで何回か唄ったが 歌唱力の前に色気がないから 校歌みたいになってしまう(-_-)
嘘つきと話していると、自分も嘘つきになるのを発見した。『え〜、こないだ言うてたんと違うやんけ』と思いながら 『へー、そうなんだ。ふぅん・・』と相手の嘘を言及することもなく聞き流す。 聞いているフリをして、実は相手を否定している自分がいる。これも立派な嘘になる。
子供が純粋なのは、嘘をつかないからだそうだ。・・・と言うより、二、三歳くらいまでは嘘をつく知能がないから 純粋ならしい。・・・となれば、嘘を覚えた時点で 人は純粋でなくなるのか(?_?) ある記録によると8か月で嘘をついた赤ん坊がいたらしい。いわゆる『嘘泣き』ってヤツかな。 ちょっと前に話題になった本。思わず、『10分に3回〜? えー、嘘やろう?』と突っ込んだ自分がいる。 ホントだ、世の中って 嘘で溢れている。 でも 嘘が均衡を保っている部分は多いのかもしれない。




























