今すぐに来て!私がたまたま来たら転んだみたいでベッドの横に寝たきりになってる!と焦った声で電話が来る。すぐ来て!を連発する世話焼きの親切な近所のおばちゃんは日曜日であることを忘れているようだ。今は事務所じゃないからすぐには無理だと伝え、『どんな様子?頭打ってる?意識は?』すると電話の向こうでKさんの声がする。『とにかく来てよー起きれないわ 自分では。おなかすいたー』わりかし大丈夫そうだ。『今日は寒いからお布団だけかけといてあげて。今からしばらくしたら行けるから』
駆けつけるとベッドとタンスの狭いスペースにはまりこんで寝ていた。『ドコで寝よん〜(笑)頭打ってない?』『このリハビリパンツ、ボロや。漏れ漏れや』『だって片足に両足を突っ込んで履いてるから腹巻き状態やで。用も成さんわぃ』起こして立ち上がらせ、トイレに連れていく。
『だから四点杖があるやろう?家の中でも使うようにってドクターにも言われたじゃない。コケたら大変なんよ』と言いながら腹巻き状態のリハパンを脱がせる。『ちょっと待ってて、熱いタオル持ってくるから』と台所に行きお湯を沸かしていると、下半身裸のまま よろよろとトイレから出てきた。
『わあ、だから歩くときは部屋の中でも四点杖使って』と言うと『あんな腑が悪い(カッコ悪い)もん、使えますか!』と彼女は強情だ。そこへ世話焼きの近所の親切なおばちゃんがのたまう。『あんた、そんなパンツも履かない格好でよろよろうろうろしておいて、そっちのほうがよっぽど腑が悪いわ!』 おばちゃん、ナイス(* ̄ー ̄)

0 件のコメント:
コメントを投稿