2010年8月21日土曜日

県民性


桜島が見えると帰ってきたと感じる。高速から降りて一般道と合流するところで「織り込みでお願いします」と注意書きがある。自分の前に一台入れると、次は自分の車が入れる。ファスナーみたいに交互に入ることを「織り込み」と表現することに、大島紬を連想して、ここでは無駄な緊張なしに運転できると安心する。スーパーで大声を上げて走り回る子供も、ほとんどいない。薩摩では、郷中(ごじゅう)教育と言って青年をその上の世代の者が教育する仕組みがあった。他人の子供であっても、気づいた大人は叱る。言葉に出さなくても、目で叱る。ここでは社会が子供を育てるのだと思う。
だから自分の本籍地を鹿児島から移したくない。

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