2009年5月1日金曜日

ものは言いよう

「痴呆」が「認知症」と言い換えられ、「障害者」が「障がい者」と書かれるようになっても認知症のひとや障がい者が住みやすくなった訳ではない。言葉が変わっただけで、問題が解決されたようなやり方が横行している。現在勤めている事務所では、利用者のことを「お客」と呼ぶ。「お客様がおいでですよ」と言う。これがどうも馴染めない。「お客さま」と呼んでいれば、腹の中でどんなに思っても許される。お客様と言っていれば怒らないだろうという下心が見えてしまうしよそよそしさも感じる。

ある病院でのこと。廊下で看護師が医者に向かって大声で叫んでいた。「先生。そこのカートを持って来て」。呼び方はどうでも良いのかと思うけど、ではお客様と言っている私たちは何と呼ばれているのだろうかと考えてしまう。

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